キモブロ

Please spy check please, Fucking retard

"制空権的なるもの"について

BF配信見てて、かなり汎用的な知恵だなと思ったので、まとめてみる


まず歩兵同士の争いについて、一人の人間という単位で考えるとどう考えてもSniperに"制空権的なるもの"がある。制空権的なるものとは、それが存在することによって相手の行動を大きく制限できる戦略上の要素、と考えている。現実世界でも敵のSniperによって、隣に居る人間が狙撃されたら恐怖で動きが制限されるしゲーム中でもSniperに狙われているという状況になれば物陰でしか行動できなくなる。つまり歩兵の単位ではSniperに制空権的なるものがある。

そしてそのSniperに立ち向かえるのは味方のSniperなので、Sniper同士による戦闘によって制空権的なるものを争うことになる、このとき勝てなくともお互いに交戦し、相手のSniperの行動を阻止するだけで価値がある、その間味方の歩兵は狙われることがないので普通に行動できるからだ。


次に大きな単位では戦車がある、戦車がいるだけで敵は正面から飛び込むことができなくなる。そしてその戦車に立ち向かうのはやはり戦車だ。そして戦車同士で行動の自由をかけて勝負する。先ほどのSniperと同じように勝負することだけで価値がある、相手の戦車は本来スべきことができなくなるからだ。


次に大きな単位ではヘリコプター、さらにその上の単位が戦闘機となっている。先ほどのSniperや戦車と同じように、それぞれ同様の兵器と勝負させることによってその制空権(および制空権的なるもの)を奪うことができる。勝負するだけで奪うことが出来るというのが重要だ。


口を酸っぱくして俺が言っていたことがありそれは、敵にSniperがいた時は、どんなに下手糞でも味方チームのプレイヤーも一人はSniperをやらなければいけない、ということだ。これはこの制空権的なるものを敵に簡単に明け渡してはいけないからだ。明け渡すだけで行動の自由が制限され、圧倒的不利になる。敵にSniperが居るのであれば味方に一人は居なければならない。制空権的なるものをかけて。あとは味方のSniperは敵のSniperと撃ち合えよという意味でもある。よくわからん歩兵狩るよりもお前の役割である、制空権的なるものを先に確保しろよと。


DotaだとこれはRange Hero(遠距離攻撃可能なキャラクター)に制空権的なるものがある。Melee Hero(近距離only)は完全に食われてしまう、ので、2人いるレーンでは、あえてRange Hero同士での戦いを繰り広げることによって制空権的なるものを敵に容易に明け渡してはならない、ということだ。


ビジネスの世界ではどうか? わからない。しかしきっとこの概念はどこかに潜んでいる。人間の創造、思考なんて所詮フラクタル構造だからだ。一つ思いついた。同業のA社とB社がいたときに、A社だけがスマートフォンを発売していたとする。B社には技術力がなくて明らかにA社には絶対に勝てなかったとしても、同様のスマートフォンを発売すべきということではなかろうか。A社の独断場ではA社の資産が大幅に増えてしまい、B社は本業でも圧倒的に不利になってしまう。ところがB社が同じような商品を、別のベクトルの価値を付加し販売してみる、ここでは中国みたいに"安さ"をウリにしてみる。そうすればA社の独占市場に介入することができるし


...とここまで書いてきて飽きてきた、けどやはりこれが汎用的な知恵であることは明白だ。
これを意識して行動しよう、そうしよう