キモブロ

Please spy check please, Fucking retard

映画「トランスフォーマー」見た

トランスフォーマーの親分みたいなオプティマスプライムさんが格好よかった。全体的にコメディタッチで映画バトルシップのノリだった。主人公の少年が面白い。風貌は非モテみたいな感じなんだけどそうではなくて結構女性に対して過激なことを素でやってるみたいな男。バトルシップのコメディさはこの作品が起源だったのか。バトルシップみたいにムリヤリ古典的な"戦艦ゲーム"をモチーフにしたわけでもないしストーリーがしっかりしていて普通に面白かった。結構古い映画だけど映像も綺麗だった。


この作品の感想
あらすじはまず悪の組織メガトロンの代表みたいな感じのボスが地球にきたときに間違って北極か南極に落下し、そのまま凍結してしまう。主人公の先祖が冒険家、探検家であったため、たまたまクレパスに落下しそのメガトロンを発見する。映画を見る感じ金属生命体達は寒さに弱い、というか銃弾にはめちゃくちゃ強いんだけど冷やすと凍結するみたい。寒さに弱いっていうと語弊があるか、極度に冷やせばなんでも固まるよなそりゃ。そして金属生命体達は地球に存在する乗り物にレーザーを放射することによって、自分自身の形をその乗り物に変えられるという能力を持っているらしい。なるほどこれがトランスフォーマーである理由か。


さてなぜメガトロンが地球に来たのかというと、キューブという巨大な立方体のオブジェクトが地球上に存在していて、このキューブの力に触れるとあらゆる金属製の物体が悪質なロボットに変形してしまうという力があるからだ。たとえば自動販売機やNokia製の携帯電話など(これはNokiaを馬鹿にした風のブラックジョークだと思う)。たとえば劇中、Nokiaの携帯電話が暴走してロケットランチャーを撃ってきたりした。たぶんここは笑いどころである。一方サイバトロンは、そいつらを何とかするために地球にやってきたみたいな感じ。このうちリーダー格の紫色のロボット、オプティマスプライムは「私がメガトロンに負けたときはキューブを私の胸に差し込んで私ごと崩壊させろ」が口癖。後半はオプティマスプライムの正義の魂に泣ける号泣映画です。あとはサイバトロンの黄色いロボット(軍医)が、アメリカで放送されてる実際のラジオの音声を切り貼りして、自然言語みたいな感じで会話するのがクールである。


トランスフォーマー自体について。あんま詳しくないので調べたところ、日本で発売してた乗り物がロボに変形するというコンセプトのおもちゃが起源で、それを北米の会社がアニメ化とかしたそうな。俺がしってるのはコンボイ司令官っていうやつが出てくるCGアニメーションなんだけど、あのコンボイ司令官がオプティマスプライムなのか。俺がみたトランスフォーマーは変なゴリラがロボに変形するみたいな感じだった記憶があって、本当に糞だみたいな感覚が残っていたけどあれはシリーズでも異色な作品なのかな。乗り物が普通にロボットに変形するのはクールだと思ったがゴリラをロボにするのは違和感があるしコンセプトが崩壊するので辞めたほうが良い。だったら地球に来た時は人間に化ければよかったよねとなってしまうだろう。しかし、人間がロボットにトランスフォームする映像はとてもグロそうである。


この映画シリーズは3部作らしいので、時間のあるときに続きを見てみようかな。