キモブロ

Please spy check please, Fucking retard

電車とおっさんとカッター

今日は出社するときにとんでもない光景を見てしまった。

人が少なかったので山手線の優先席でくつろいでいたところ、俺のちょうど目の前の優先席に座っていたおっさんが自身の頭をすごい勢いで引っ掻いていた。ああ、いやおっさんというかもういい年の人だったので初老のおじいさんと言ったほうがよいだろうか。見た目は全体的に汚い。なんとなくそういうふうに感じた。すべてのパーツとそしてEquipmentが汚い。頭をかじり終わるとなぜかおっさんはカッターをズボンのポケットから取り出し、カッターを握りながらあたりをキョロキョロ見回していた。

こいつ殺す気だと思った。俺はわりと修羅を乗り越えてきているので殺意のある人間とそうでない人間というのを見分けることが出来る。基本的にガン飛ばしたりしてくるやつは殺意はない。自らの恐怖を隠すために威嚇行動をとっているのだ。しかしこのおっさんは違った。明らかに殺す意思を持ってカッターを握りあたりをキョロキョロと見回していた。この時、俺はふとある議論を思い出していた。カッターを持っていただけで銃刀法違反になるのはおかしいみたいな議論である。それは違うということが今日でわかった。カッターを手に持って電車の座席に座る行為は法律で取り締まるべきである。まったくこれは人道的にも適法であり、それは周りの人間達を守るためであり、本当に必要な法律であると思った。今日殺人事件が起きたとすれば、俺はその男の顔を思い出すことが出来る。