スカイツリーのビジネスの上手さについて
まず時間的な制限のある整理券があるということ
- 整理券がないとチケットが買えない。
- 整理券は2時間前ぐらいに配布開始される
- 整理券の有効期限はだいたい1時間程度
これにより、整理券をもらってからチケットを買えるまで2時間ぐらい程度暇な時間が出来るということ。なのでスカイツリー近辺の水族館とか飲食店、ショッピングモールに行かざるをえない。
で、近くにある水族館の値段がわりと高い。1回2,000円。おそらく地代の高さによるものだけど、葛西臨海公園水族館が780円であることを考えるとだいぶ高い。あちらのほうがたぶんコンテンツ的には多いことも考えると。(ただ葛西のはかなり汚くて臭うので比較すべきでないのかも)
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/kasai/hours.html
このへんがビジネス的にうまいなと。
あと、
- スカイツリー自体に入場するチケットと、そこから最上階へ行くチケットが別売りであることがうまい。
スカイツリーに登るだけで2000円。で、ユーザーはツリーに登った段階で更に上の階の存在を知って、底に行くために1000円必要であることを知るんだけど、これがうまいですね。せっかく1時間かけて登ったのにせっかくだから上に行きたいという心理を利用してる。
もともと塔というのは権力の象徴であるわけで人々にとってそれは金を集める強力な磁石みたいな感じなんだろうな。