ボードゲームでルールブックに書いてないことを参加者の合意なく行なってはいけないと思う理由
ルールブックに書いてあることがルールのすべてであってそこに載っていないことは基本的にはしてはいけない。何故なら、ルールブックに載ってないことを"しても良い"と解釈し、行動することはアンフェアさを生み出すからだ。
たとえば「山札からカードをひく」と書いてあった時に「1枚とは書いてないのだから複数枚引く」などと言って突然特定のプレイヤーだけが複数枚カードを引く行為は許されない。フェアではないからだ。しかし全員がそのルールに合意し、全員が行うのであればそれはフェアだ。つまり、もしそうしたいのであれば事前かあるいはその場で参加者の間でコンセンサスを得る必要がある。もしそれが得られなかったらその行為は出来ない。
ルールブックに未記載のことを"してもよい"と解釈するのは間違いで、してよいか、いけないかどちらかわからない、が解釈としては正しい。そしてどちらかわからないものは参加者で合意がなければ行うことは出来ない。ルールブックに載っていない部分の扱いはすべてローカルルールであって、そのローカルルールは参加者全員で合意を得る必要がある。