梅原大吾の「勝ち続ける意志力」感想

梅原大吾の書籍を読み終わった。優勝することよりも優勝し続けることのほうが難しい。勝つことよりも勝ち続けることのほうが難しい。当たり前だが身に刺さる。俺は準優勝してから悔しくて準優勝して悔しさからの優勝、そして燃え尽きてやる気をなくして圏外となって自然消滅みたいなパターンだったので、あんま綺麗な終わり方をしていないけど、2位になったときは次がんばろうと思ったけど、1位になると次への意欲が失われる、そして恐怖の方がデカイ、負けたくないという気持ちが強くなってしまう。2位の時は勝ちたいという気持ちが80%を占めているけど、1位になると負けたくないという気持ちが80%になる。勝ちたいという気持ちはなくなって、"1位で居続けるためにゲームをプレイさせられている感覚になる"。楽しさを失いモチベーションが失われたそんな状態になって勝ち続けるのは難しい。自分が1位になれる可能性のある大会とそうでない大会ではプレッシャーの桁が違う。こんな状況に対してウメハラは、勝つことを目指すのではなく自分が成長することを目標としたのだという。負けたとしても勝ったとしてもどちらにせよ自分が成長すればそれで良いと。