キモブロ

Please spy check please, Fucking retard

TF2の鯖管としてまとめ

8月16日に始めたSushiサーバーはだいぶいい感じになってきて、もうずっと放置したままでもちゃんと動いている。あと一応Valveのことだしメモリリークしているだろうから毎日自動で再起動させている。その再起動タイミングでプレイヤーが一人でも居たら、それらの人が完全に居なくなるまで待ってから再起動するようにさせているのでプレイヤーが悲しい思いをしないですんでいる。これはすごく簡単な自作プラグインではあるが非常に効果的だったと思う。また、クラウド上で動いてるのでマジで俺は何もしていないし、家にマシンがないのでうるさくないし、俺の家のブレーカー落ちても大丈夫。完全なる放置で動き続ける。これは楽だし安全である。

サーバーを継続して運用していく上で物理的に家にサーバーがあると、引っ越しとかのタイミングで終わってしまったりしがちなんだけど、そういうのもない。長続きしそうなアーキテクチャになった。俺は金を払っているだけ。金が続く限りは俺がいま死んだとしても動き続ける。

さらにサーバーを運用するにあたって面白さを増やすためのSourceMODとかExtensionを作ることによって知識の土台がだいぶ固まってきた気がする。Serverを運用してみて、逆にClient側の処理が見えてきたというか。SourceEngineに関しての知識が全体的に深まった、今まで以上に。

先行投資が重要

ゲームのサーバーは最初に風呂敷を広げたものが圧倒的に有利だなというのがわかった。人が集まるサーバーにしか人は集まらない。これは前から言っていたことではあるけど実際に自分で"先行投資"をしてみて確信に変わった。この手のサーバー運営は悪い言い方をすると既得権益の世界だなと。土地と同じ。スタートアップが早かった人間が単に得をしてしまう世界。だからこそ支配者としての義務みたいなものがある。気を引き締めなければならない。

これはゲームのサーバーに限らず、たとえばPeercastのYPとかどんな分野にも当てはまる。そして後発組がこういった既得権益に立ち向かうには「変わった機能を実装すること」しかないと思う。CS:Sのサーバーでいえば松岡修造サーバーとか。違ったネタで需要を捻出する。逆に言えばこういう手段を使わないと人は動かないし定着しない。既得権益を獲得した先行投資者が横暴に間違った方向へ進めばコミュニティが死ぬ。

情報公開と構造化がなされていない

SRCDSを運用するためのテクニックとか、技術的な情報、リファレンスとかがマジでない。英語ならそれなりにあるけど(Steam Powered Users Forumとか) 日本語の情報がない。なので"まともなサーバー"が生まれにくい土台になってしまっているのだと思う。コレをなんとかする必要がある。まともなサーバーが少なければまともなゲーマーは育たないと思う。近いうちにSRCDS運用マニュアルの執筆をする予定