キモブロ

Please spy check please, Fucking retard

心の瞳って、坂本九のオリジナルよりも教育向けの合唱曲版のこっちのほうがいいよなぁ

やはり歌詞がいい。50年ものあいだ、誰か特定の人と付き添っていた人間がこういうことを言っていることにとても重みを感じる。若さをなくしても心だけは変わらない、か。

前に ババア イコール 女子高生 - キモブロ という文章を書いたが、まさにこれと同じ事を歌っているのがこの曲だと思う。人間というのは見た目は明らかに年を取ったとしても、中身は変わらない。これは物理的には脳や心臓の神経、筋肉細胞は細胞分裂しないし紫外線の影響を受けにくく劣化しにくいというところにおそらく起因している。

おれがこの事実を発見したのは、ネガティブな現実が起源だった。可愛らしい動物が人間の着る毛皮のために生きたまま皮膚を剥がされるグロ動画を見て最低だと思うと同時に「なんだ、毛皮がなくなったらどの個体もたいして変わらないじゃん」ということに気づき、人間の見た目なんて実は大したことないなということに気づいて、俺の中でそれはカルチャーショックで、現実の捉え方が変わった。それが先の文書のババア = 女子高生という文書なんだけど、この心の瞳という歌を作った坂本九の場合は50年とかすごい長い間、俺の人生なんかよりもはるかに長い間一人の女性と生きたことによって、その見た目の変化を感じ、しかし中身はずっと変わらずに居るということに気づいてそれを妻に対するラブレターとしてこの曲を歌ったのだと思う。


追記:
作詞したのは荒木とよひさだった