政治家が今のTwitterをやるのは危険

TwitterはFavorite/RTというポジティブなインセンティブはあるけど、ネガティブインセンティブがないのでモンスターになりやすい、凶暴化しやすい。ヘンタイツイートしてる人がどんどん調子に乗ってヘンタイみたいなツイートしちゃうみたいなもの。実際には全体のうち少数しかFavoriteしてなかったとしても、Tweetしてる側からだとそれがわかりにくい構造になってる。たとえば「となりの家のトイレ破壊してやったぜwwww」ってtweetして、たくさんFavorite/RTされたとしても、多くの人がこれを不快に思っていたとしてもそれが可視化されず、ポジティブなものしか数値で可視化されないので勘違いしやすい。

政治家の場合、間違った方向に進んでたときにそういうのが可視化されなくてどんどんおかしな方向になってしまったときの影響範囲がでかすぎる。せっかくの優秀な政治家も失われてしまうかもしれない。ので、ネガティブなレスポンスが可視化されるサービスを使うか、Twitterがネガティブなレスポンスの可視化システムを実装するまで待った方が良い。Youtubeのコメント欄とかみたいな感じの。

ただ、Youtubeのコメント欄はアレはあれでマイナスがつきまくるとコメント消えちゃうのが良くない。多数決は必ずしも真理であるとは限らないので、マイナスが可視化されるだけ、というのが好ましいと思う。消すのは駄目だ。