キモブロ

Please spy check please, Fucking retard

俺はインフルエンザかもしれない。しかしここでシュレーディンガーの猫の話を思い出してほしい。哲学的に考えて俺は出社可能である。

もしおれがインフルエンザだったと仮定したとき、俺は明日の16:31分までにタミフルを摂取する必要がある。

タミフルの有効期間は発症から48時間であり、俺がこの病気になったのは2/13日の16:31分だ。具体的な症状の経過はwikiの以下のページにメモしている。
(ref: 健康管理 - kimoto's wiki)


もし、明日38度ぐらい熱が出ていた場合、病院に行って医者にこのwikiページを見せて、インフルエンザの検査をしてもらう。そしてこれによりタミフルの有効期間内であるということが証明できるのでタミフルを処方してもらう。

タミフルが効果があるのはA型とB型のインフルエンザだが、同僚はA型のインフルエンザになったと言っていたためこれもおそらく問題ない。

タミフルの効果だが、発症から48時間以内に摂取すれば、だいたい1日程度病気の期間が短縮されるらしい。昨年の俺は高熱は3日で治ったので、これが1日分短縮されるとすれば、おそらく2日になる。

であるとすると、熱が引くのは日曜日で、熱が完全に消えてから2日後に出社可能になるので、水曜日に出社できるようになる。


しかし、ここで君たちにはシュレーディンガーの猫の話を思い出してほしい。俺が病院へ行かなければインフルエンザかどうかはわからない。意味が分かるか?

シュレーディンガーの猫と同じように箱を開けてみるまで猫が生きているか死んでいるかはわからないし、猫が生存しているという状態と、死亡しているという状態が同時に成立している。俺がインフルエンザであるという状態とインフルエンザでないという状態が同時に成立しているのだ。

医者という観測者の診断によってはじめてインフルエンザという状態が確定するわけであり、あえて俺は医者に行かないという選択肢があるのだ。医者に行かなければそれは、インフルエンザであるという状態とインフルエンザでないという状態が同時に成立した状態のなか、会社にいくというだけであり、「キモトはインフルエンザだ」などということは到底出来ない。それは論理が破たんしている。それはまったくの事実ではない。お前は無茶苦茶な男だ。

そしてこのシュレーディンガーの猫の解釈に、多世界解釈というのがあり、これは俺がインフルエンザであるという世界と、インフルエンザでないという世界が同時に成立していて、そして当然ながら俺という意識自体も同時に2つの世界で存在しているのだが、たとえば俺がインフルエンザと診断される世界と、されない世界というのが同時に存在しているわけであり、自分がどの世界にいるかというのは、医者という観測者による観測行為により初めて知覚できるものなのである。

つまり俺は医者という観測者を回避し、俺がインフルエンザであるかどうかを確定させることをせずに、二つの状態を同時に成立したまま出社することが可能ということである。