キモブロ

Please spy check please, Fucking retard

なぜ俺がリアル・ワールドに興味を失ったか

さいきんはもうずっと現実世界の課題を解決することに対して一切の興味を失っていることに気づいた。昔はプログラミングすること自体が好きだったしプログラミングでソフトウェアを作ること自体が好きだった。だけど今は違う。まったく興味を感じないしプログラミングすることを楽しいと余り感じない。楽しくないとは言わないけど面倒で億劫で退屈に感じることが多い。でもときたま楽しい時もある。コードを書き始めた後は基本的に楽しい。コードを書き始めるまでの足が重い。強烈に重くて十字架を引きずりながら歩くイエス・キリストのような気分である。俺はリアルワールドに対しての興味の一切を失ってしまった。

会社のカフェから街をぼんやりとみおろしていたところ、なんだか大崎は寂れた街だなと思った。俺だったらこの塗装の色を変えたり、もっとコミカルな感じにしたり、この地形は冗長だしもっと最適化された構造にするのに、と思った。しかしそれは出来ない。リアル・ワールドは利権や資金など外的な規制が多い。プログラマーの影響できる範囲がすごく限られているのだ。この世界では残念ながら俺の影響出来る範囲は少ない。地形をいじることは出来ないし、突然人を殺すことも出来ない、蘇生することもできない。冗長で退屈な時間をワールドタイマーをいじって飛ばすことも出来ないし、実はプログラミングはリアル・ワールドでは何も出来ない。出来ているようなつもりになっているだけである。しかし、SourceEngineの世界は違う。仮想的に作られた世界においてはプログラマーはあらゆるものにアタッチできる。地形の変更、キャラクターの蘇生と復活、テレポーテーション、不可能なことはない。BOTの思考すらも操作できる。何もかもに影響できるし創造できる。俺がリアル・ワールドに興味を持ち続けるわけがない。