地元の海画像をReblog

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海というのはおそらく夏が一番綺麗な季節で、それは強い太陽光の反射によるものだと思う。波の動きにあわせて反射光がきらきら揺らめくのが綺麗だと思う。この画像でいう手前に500mほどの広大な砂浜があって、そのあとに防砂林が少しあって、そのあとに母校の中学校があった。なので昼休みに海に行ったりとか帰宅するときにいつも海に寄ってりしていた。また中学の下校時間には学校のスピーカーから From the New World というクラシックの第2楽章を流す習慣があったので、なんともノスタルジックな雰囲気になった。

そういえば人間の髪でもこれに似た同じような現象があって、ただの黒髪でも光に反射して白くみえるような人が居たりする。本来黒色というのは光を吸収するのにもかかわらず、だ。これはものすごいことだと思う。髪の表面の凸凹でおそらく光が乱反射しているのだろう、黒髪なのにそれが白く光って見える。調べるとこういうのは濡れ烏(ぬれがらす)というらしい。あれは本当に美しい... たぶんあれの美しさは海に似ている。

そういえば一度だけ、台風の日はどんな感じになるんだろうと思って、一度ひどい強風と大雨の中、海を見に行ったことがあるのだけど、500mほどもあった広大な砂浜がすべて薄い水の膜に覆われていて、それがひどい強風で波打っていて戦慄した。いつもは寝転んでいられるようなところが海の一部になってしまっていたのか、海に引き込まれるんじゃないかと思った。また、遮るものが何もないので太平洋から来た全ての風がそのまま押し流されているという感じでとても立っていられるような場所ではなかった。