映画「フライト」見た
まず最初に日本の予告のひどさについて。映画の雰囲気がまるで違うし音楽まで変えてて恥ずかしくないのかな。
これは本当の予告↓日本の予告と全然雰囲気違うのがわかるはず。というか日本ってSAWの音楽をアレンジしたみたいな曲使うの好きすぎる気がする。このフライトって映画に関していえばシリアスな感じの編集にしちゃってるのがかなりクソ。実際と違う。
シリアスなのは飛行機の事故のシーンだけで、そしてそれはすごいエキサイティングな映像なんだけど、ほとんどは事後の法的な話。日本の予告じゃあ完全に詐欺。
実際に映画見た人ならこの予告のほうが映画の正しい雰囲気が出てるとわかるはず。
予告にも出ている内容の範囲で序盤のあらすじを書くと、突然の飛行機事故で主人公であるパイロットが神がかった運転をしてなんとか大事故にならずに済むのだけど、パイロットはアルコール依存症。その日もいつものようにアルコールとコカイン(ひどい)を大量に摂取していた。
そして航空安全委員会からその事実を指摘され、社会的責任を問われるという映画。有罪であれば終身刑になる。
予告を見ればわかる通り、シリアスな場面とそうでない場面の差が大きい。あと主人公が悪者すぎてやばい。お前アルコールの誘惑に負けすぎだろと。アルコールへの警鐘みたいなものを伝える映画であるような気がした。主人公はいつでも思いきり酒飲みながら車を運転してるような人間。
すごい悪い人なんだけど、大事な部分は曲げられない、信念みたいなものがあるcoolな作品だった。最後のほうはだいぶ感動する。今年見た映画だといまのところかなり良かった感じ。