キモブロ

Please spy check please, Fucking retard

世の中には微調整し続けるのが好きな人達というのが存在する。

世の中には絶えずメンテナンスし続けるのが好きで好きでたまらない人たちというのが居る。非難しているわけではなく、この能力を俺は心から素晴らしいと思っている。魅力的に感じる。

人間はそういう人、あるいはその成果物をおそらく直感的に美しいと感じる。継続して何かを調整し続ける姿、その結果の成果物を多分人間は美しいと感じるように設計されている。この世の美しいもの全てその背景にはメンテナンス力の高さが隠れている。美しい建築物に清掃は欠かせない。絵画はおそらく下書きの段階で"メンテナンス"が行われている。多くの下書きによる微調整の結果、完成されている。

これは鳥たちが毛づくろいをするのもそうだろう。そして羽を広げて自身の体格の良さ、発達の良さをアピールする。

俺はこれをメンテナンス力の高さとよんでいるんだけど、この能力の高さは、生命の重大な能力の一つであって、根源的な魅力の一つであると思う。太古から受け継がれてきた根源的な魅力。

生物というのはもともと環境の変化で容易に死滅してしまうものであるが、この力というのはそれに抗う才能、物理的な環境変化に対抗し続ける力。

物質と生物には大きな違いがあり、物質は環境変化をありのまま受け入れてしまう。しかし生物はあらかじめ決められたひとつの形で居続けようとする。生物は自身の体が不可逆の損傷をすることに多大な恐怖を感じる。

物質は外的要因に決して逆らえない、逆らおうとすらしないが、生物はそれに逆らおうとする。おそらく、この何かを耐えず調整していく力というのは生物の根源的で根本的な魅力の一つなんだな。生物にとって。