キモブロ

Please spy check please, Fucking retard

社内ボードゲーム部でやったごきぶりポーカーで俺の神がかった読みが出て失神者続出した話

書き忘れてたので書く。この日はごきぶりポーカーをやっていたがおれの神読みがでてしまって、正直言って自分の凄さに背筋がゾッとした。場に居た全員が俺の凄さにビビってしまってゲームどころではなくなった。怖い... 自分の才能が怖い。


ゲーム終盤の話。Aさんがハエを3枚もってて、Bさんがカエルを3枚持っているという状況での話。Aさんは何らかのカードを伏せた状態でBさんに差し出し、「ハエです」といいながらカードを出した。Bさんはそのカードをこっそり閲覧し、伏せた状態で「このカードはカエルです」と言いながら俺に転送してきた。


このとき、俺の神がかった読みが出てしまった。まず状況を整理する。

Aさんはハエを3枚もっているから次にハエを手に入れてしまうと負け。しかしなぜかハエといいながらBさんにカードを差し出している。

もしBさんが「このカードはハエです」と宣言すると、Aさんにハエのカードが戻ってきてしまって、Aさんの負けが決まる。だから普通に考えてAさんはハエのカードを出すことができないはず。心理的に出すことができない。だからさすがにこのカードはハエじゃないなと思った。ハエ以外の何か..そしてAさんにカードが返却されても全く問題ないカードのうちのどれか..


Bさんは受け取ったそのカードを俺に転送することにしたようで、こっそりカードの内容を閲覧したあと「このカードはカエルです」と言いながら俺にカードを渡してきた。

ん?Bさんはカエルを3枚もってるよな? なぜリスクを犯してカエルだと宣言してカードを差し出してくるのだろう、と思った。なぜよりにもよって自身にとってリスクのあるカエルと宣言しながらカードを出すのだろう。他にもクモ、コウモリ、そして元々Aさんによって宣言されていたハエ。他に宣言できる"安全なカード"はたくさんあるのになぜカエルを選択したんだ、Bさん。


ここで気づいてしまった。「このゲームは誰か1人が負けるまで続くゲーム、つまりAさんは自分ではない人間を先にドロップアウトさせることを考えたのでは」

きっとこのカードの正体はカエルだ。Aさんはあと一手で死ぬという負けへの恐怖から先にBさんを殺そうとしたんだ。だからBさんにカエルをハエと偽って渡した。そしてBさんはカードを閲覧しカエルであることを知った。Bさんからしたらこのカードが返却されてきたら困るので、確実に相手に読みを外させなければならない。あえて"他の安全なカード"で宣言しなかったのは、「さすがにカエルを3枚持ってる人がカエルと宣言して差し出すことはないだろう」という裏をかいた戦略なんだ。


俺はまだどのカードも1枚しか持ってない。だから俺はこのカードはカエルですと宣言しても、なんかのカードが蓄積されるだけで実はたいしたダメージはない。で、あれば俺はこの自身の読みを信じてカエルですと宣言すればいい。高度な読みと低リスクが合致した。


以上の説明を口上で話しながらBさんから受け取った伏せられたカードを、「以上の理由で、このカードはカエルです」と宣言しながら俺はこのカードを開いた。出てきたのはカエル。俺の読みがあっていたのでBさんの敗北が決定した。

Bさんはゲーム後、「寝ぼけてた」「頭が寝てたからダメだった」などと言っていたが、それは違う。違うんだよBさん、Bさんのせいじゃない、俺の頭が良すぎただけだ。