ゲームサーバーでは現実世界での移民問題みたいなものがある。
JP ONLYみたいなサーバーを立てると日本人しか来なくなるけど、基本的に過疎りやすくなる。しかし国際的なサーバーにすると治安が悪化しやすい。というのはないだろうか。
まず、現実世界での移民問題について書くと、おそらくそれは海外の安く若い労働力を入れることによって、国際的な競争力をつけることだと思う。しかし、異文化を招き入れることによる治安悪化、人種差別の顕在化が国際的に今問題になっていることは有名だ。これと同じ事がゲームサーバーでも起きているように思うのだ。
基本的にFPSというのは、日本人自体が少ないので過疎る。どうあがいても過疎る。過疎らないサーバーなど稀。そこで、人種差別的なping制約を撤廃し、国際的に誰でもjoin出来るサーバーにすると、異文化を招き入れることにより治安は悪化する。
よくわからない母国語(特に彼らに悪意はないのだが)を使われることによって、コミュニケーションが成立せず、意思がうまく伝わらずに険悪な雰囲気になってしまう。(これは現代の日本でも起きてるよね。日本の路上で中国語で楽しそうに話してる人がいるとやっぱり「ん?」と思ってしまう。これは致し方ないことだと思う。人種差別とかではなくて郷に入ったら郷に従えみたいな感覚に起因するもの)
ただ、こういう荒波をいつかは経験して、それに慣れ無きゃダメだと思う。国際的にフェアな土壌をつくり上げることが大事と思った。それは日本の未来のためでもあるし、教養のためでもある。人間は慣れることが出来るのだ、どんな困難にも。慣れてそれを落ち着かせ平穏な波にすることが出来るのである。
あと、国際的なサーバーにすると、英語の勉強ができて良いと思う。うん。ゲームって子供がプレイしてる割合が多いわけだし、そういう子供達に英語の勉強の場、リアルなコミュニケートの場を提供できるってのはすげー有意義で価値あることなんじゃねーのって思ってきた。自分自身がすげー価値あることしてんじゃねと思ってきたわナウ。
決して子供ということで馬鹿にしてるわけじゃなくて、大人も含めて国際的な感覚を身につけるためにもJP ONLY出ないことが良いことであるように感じる。俺自身勉強になってるしなー。
ping的な問題により、とくにアジア圏の国々に使って頂いてるSushi鯖ですが、今後ともこの方針で行きたいなと思いました。最近、どの国からjoinしてきてるかユーザーが接続したときにチャットに表示するようにしたのだけど、いつもいる人がTailandのひとでビビったりとか、普通にプレイしてたらベトナムの人がjoinしてきて、オー!と思ったりとか。
参考: Sushi鯖の接続元地域 (濃いほどユーザーが多い)