Steam MarketのBOT書いた人がBANされて100万円相当のアイテムを失った話
Steam Trading Cardの取引bot作って誰か差益を儲けてみてよーとか書いてたらコメント欄でそういうことやった人がすでに居るよと教えていただいたのでその記事を読んでみた。
http://ja.reddit.com/r/tf2/comments/1e03tn/iama_steam_market_bot_writer_who_recently_got/
だいぶ面白かった。
- 4ヶ月間、Steam Marketの転売botを動かして差益で儲けてた話。
- きっかけは2013/1/13、Steam Market利用中に、SF Scattergunが$3だったから、購入ボタン押した。けど遅すぎてすでに誰かが買った後だった。そこで1/17 に、Steam Market Botを書くことを決意。最安値で購入し、高い(ように見える)値段で売る。
- 最もValveのサーバーに近い、pingの良いサーバーを選ぶために、Oregon EC2 (amazon EC2のことですね) にしたらしい。このサーバーのコストは月に$25 - $30 (2500円から3000円)ぐらい。
- 転送量は、下り800GB/月 上り23GB/月。http threadは同時に3-15スレッド。レスポンスを受け取ってから数秒間sleepさせていた。
- 簡単にこのbotで利益を得ることが出来た。だいたい$100 - 300ぐらい。(1万から3万ぐらい)
- ほぼすべて、99%のTF2 marketをカバー出来た。botkiller items, strange partsを除いて。 (ほとんどすべてのアイテムを手に入れられたってことかな)
- ぜんぶで1万個のアイテムを購入した。
- dispenser.tf ってサイト使って、低い値段のアイテムを鍵に変換した。
- 売買成立した時にvalve(steam market)から「i bought x for y」みたいなメールが来るんだけど、それが中毒になった
- Steam TOSを知ってたけどvalveは何もしてなかった(この時までは)
とここで、Steam TOSってなんだろうと思って調べてみたのだが、TOSはTerm of Serviceの略で、ようはsteamの利用規約のことで、この文書内で、ValveはSteamマーケットプレースの操作の自動化を禁止しているようだ。BOT作ろうとしなくてよかった!!
不正行為、オートメーションソフトウェア(ボット)、 Mod、ハッキング、その他の認められていないサードパーティソフトウェアを使用して、 利用権対象物マーケットプレイスのプロセスを変更または自動化することはできません。
http://store.steampowered.com/subscriber_agreement/
続き。
- 2013/5/2 私はすべてのsteam accountをbanされた。
- Steam supportにどうすればよいか問い合わせた。
- steam supportはすべてのtf2アイテムを削除した。(だいたい$10,000相当のアイテムがあった)
- そして、52週間のcommunityとトレードのban (すべてのアカウントで)
- しかしなぜか、steam storeで購入することは許可された。それらのアカウントで。cd keys をアクティベートすることも出来た、つまりfull account lockではなかった。
- まとめ、私はbotを書くことにチャレンジすることを楽しめた。
- 他のbot作者との競争みたいな感じがした。
- 別に金が欲しいわけじゃなかった。
- 言うまでもないが、もしあなたが利用規約を何らかの理由で破るなら、steamは簡単にアナタのアカウントをどうとでもできちゃうよ
- 近いうちに他のことをしようと考えてて、そのうちの一つは今年中にPythonとiOSを学んで、何かappを書こうと思ってる
この文書を一度読んだときは、PythonとiOSを使ってもっと簡単に使える売買botを作るのかなーとか思ってしまってたけど、
In future, I plan to move onto other things, one of my goals this year is learning Python and iOS and writing an app.
よく見たらother thingsって書いてあるので、このストーリーとは全く別の普通のアプリ作ろうってことか。
面白い情報thx。ただどこかで見たことあった気もしてきた!